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行き止まりは、どこにもなかった

行き止まりは、どこにもなかった

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…ここは、ある男のコテ達が暮らす家。

そこに、彼がやってきた所から物語は始まる。


ロドク「おいーっす」

ボワァアアア!!

ロドク「ってうわ、ちょ、出落ち!?あちゃちゃちゃちゃ!」

閃光騨「あれ?ロドクだー」

ロドク「なんで扉にヤキムシ吊るしてあるんだよ!ひどい歓迎だな!」

閃光騨「あ、それ侵入者用のトラップだよー。どうせ客来ない所だから」

ロドク「俺ぐらいしかこねーよな!侵入者扱いかよおい!」

かてないさかな「そりゃそういう扱いもしますよ。」

ロドク「あ、さてはお前の仕業か!危ないだろうが!」

かてないさかな「危ないのは貴方がこの世界に来る事自体でしょ。一応メイン人格なんだから引きこもっちゃダメですって」

ロドク「大丈夫だ、寝てる時しか来てねぇから」

かてないさかな「普通に健全に夢見てろよ。」

糊塗霧隙羽「なんだなんだ、騒がしいな…あ、ロドクじゃないかー!」

ロドク「おー。コトちゃーん!久しぶりー」

かてないさかな「うわ、会わせちゃいけない奴らが出会った」

糊塗霧隙羽「なんだって?まだ私は何もしようとはしてないぞ!」

ロドク「いずれはやるけどな。うん。」

かてないさかな「面倒事起こさないで下さいよマジで…家壊したり家壊したり…」

糊塗霧隙羽「その時には私が無かった事にするさ」

ロドク「ついでにその面倒の記憶を俺が棄てる。」

かてないさかな「そういう問題じゃないですって。やって貰いますけどね。」

死忘「トラップ発動したっぽいけど来たのー?あ、いるわ。ロドクなにしてんの。」

ロドク「久々に戻ってきた奴相手の言葉じゃねーなおい…って!お前!」

死忘「ん?」

ユキ「やほ★」

死忘「あー。ユキ姉がここに戻って来たの知らないんだロドク」

ロドク「知らんがな全く!つーか何で生きてやがるー!」

※ユキさんはネカマ時代病弱設定で死んだ事になって歴史から消されたコテ

ユキ「まぁ設定だからね。コテの私まで影響したりしないって」

死忘「すごい頼りになるよ姉さんは!よく一緒に遊んでるんだ僕」

ロドク「あー、へー、そーですかー。ふーん」

かてないさかな「ロドクのテンションが著しく下がってますね。助かりますユキさん」

ユキ「私特に何かした訳ではないんだけど…。まぁお茶とお菓子でもだすからゆっくりしていってよ」

ロドク「貴様!そんな完璧な客への対応をこなしやがって…!俺はなぁ…!」

ロドク「客じゃぁねぇんだよぉ!!」

かてないさかな「どういうキレ方ですか。いいから大人しく菓子食って帰れって。」

ロドク「てか、まさかとは思うけどユキが居るって事は」

激撃激「なんかだれかきたらしーけど誰さ!なんだおっさんか。エロくねーからどうでもいーや」

ロドク「うっわわわわ!やっぱり居やがる!くっそぉお!」

かてないさかな「ひたすら叫んで忙しいですねぇ貴方。」

ロドク「つーか何気なく俺の菓子を食うなよお前は」

激撃激「閃ー!暇だからなんか遊ぼうぜ!部屋もどろー!」

閃光騨「うん。騒がしいしもどるー」

死忘「あ、僕も姉さんと戻るわ」

ユキ「え、私一応お客さんの対応しないとって思ったんだけど…さかな君に任せちゃっていい?」

かてないさかな「その呼び方はやめて下さい割とマジで。」

ロドク「あいつら何しに来たのさぶっちゃけ…」

かてないさかな「…まぁ来たからには好きにしていいですよ」

ロドク「いや、別にお前のツンデレはいらんから。」

糊塗霧隙羽「今回はどれほど居られるんだ?」

ロドク「毎日数時間遊びに来る感じだな。無理はできないし。」

かてないさかな「そのうち居てもいなくても判らないぐらい慣れそうですね」

ロドク「そういう慣れ方はやめようよ。悲しいよ俺は。」

ユキ「お茶おかわりあるからねー」

ロドク「つーか俺水しか飲まねぇんだよ!!知ってるだろうに!」

かてないさかな「何の罪もない人に妙に絡むのやめなさい。」

ロドク「ふぅ…まぁともかく。久々遊びに来たけどあいからわz…相変わらずだな」

かてないさかな「貴方も変わりなくよく噛むようですね」

ロドク「流せよ。水洗トイレが如く。」

かてないさかな「あんた自宅元ボットンだろうに。」

ロドク「うるせ。」

かてないさかな「それはそうと、何が変わらないって?」

ロドク「誰かが喋ってると入って来ない。仕舞にゃ帰ってしまったな。」

かてないさかな「まぁ、基本私達皆コミュ障になってからの貴方のコテですからね」

ロドク「で、入ったら入ったでぐだる。」

かてないさかな「そうですね。否定しません。」

ロドク「…あいつも変わらずか?」

かてないさかな「siwasugutikakuniですか。いや、それがそうでもないんです」

ロドク「そうなのか?」

かてないさかな「貴方が思ってるより私達も変わってるんです。貴方と同じで」

ロドク「俺?変わったか?」

かてないさかな「見てる限りはね。私やsiwasugutikakuniの時代に比べれば随分感情豊かになった。独り言が増えましたが」

ロドク「ニコ生のせいだよほっとけ。」

かてないさかな「まぁそれでもこんなですが。まぁ好きに遊びに来なさい。」

ロドク「おう。勝手にするさ。…所で、お前のも俺のも菓子、地味にコトちゃんが全部食ってんぞ。」

かてないさかな「ちょぉおおおおおい!!私のサラミ返せコラァアア!」

糊塗霧隙羽「ざんねん! わたしのいぶくろにはいってしまった!」

かてないさかな「表出ろ!決闘だぁああ!!」

ロドク「え、それはヤバくね?やめようぜ」

※糊塗霧隙羽はロボット(2Mほどある怪力)に乗ってます。あとさかなさんの能力は・・・

かてないさかな「知るかぁああ!!」

ロドク「えー。どんだけだよ。人が遊びに来てる時にすんなよそういうの」

ガシッ

糊塗霧隙羽「ン・・?」

ユキ「卑怯な喧嘩はよくないよ。ね?^^」

糊塗霧隙羽「え、ちょ、でもこれ降りたら私は誰よりも体躯が小さ…あ、ちょ待てさかなすまん!私が悪かっ…あぶっ!やめろ!室内で太刀を振り回すな!」

ユキ「…さかなくん」

かてないさかな「その呼び方で呼ぶn」がしっボキッ

かてないさかな「わ、私の太刀が…」

ユキ「卑怯な喧嘩はよくないよ。喧嘩するなとは言わないけどね」

ユキ「さぁ!ふぁいとふぁいと!」

ロドク「…え、これ突っ込み待ち?どういうまとめ方だよそれ!普通に仲裁しろよ喧嘩!」

ユキ「変に止めても後々また喧嘩になったりするよー」

ロドク「だからってそれどうなの!?見ろよどうしていいかわからずお互いなんともいえない空気作ってんぞ!」

ユキ「喧嘩終わり?じゃぁ夕食の準備手伝ってよ。」

糊塗霧隙羽「え、あ、うん。はい。」

かてないさかな「・・・・わかりました」

ロドク「(有耶無耶にしやがったー!!)こいつ、出来る…のか?」

ユキ「こういう誤魔化すのには長けてるつもりだよ」

ロドク「誤魔化しって口に出しちゃったよ。誤魔化す気あんまねーよこの娘」

糊塗霧隙羽「けど不思議と逆らえないというな。」

かてないさかな「ほんとなぜかついつい。」

ロドク「で、なんで俺も夕食の準備手伝う流れ?!」

ユキ「人手は多い方が作業が早いのです!」

ロドク「誤魔化されないよ!?がっつり無関係だよ俺!しかも一応まだ客扱いじゃないの!?」

ユキ「めんどい!しらん!さぁはじめよー!」

ロドク「結構面倒な人作っちまったなぁ、俺…」



つづけ


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